S.Brewer, Scientific Expert Testimony and Intellectual Due Process メモ

途中から途中まで。 *** (p.112~) 「科学者専門家証言と知的法的手続き」(1998)Yale Law Journal 合衆国における法システムは、陪審員に対して恣意的に専門家証人に従うことを要請する形式になっていることを指摘したが、2006年にいたってもこの問題…

Goldberg ”Experts, Semantic and Epistemic”メモ

最後飽きてるようす。 *** Goldberg[2009]: ”Experts, Semantic and Epistemic”, Noûs 43.4.pp.581-598. サリーは科学者ではない。電子とか霧箱とかいったことについて彼女が知っている事柄について、彼女は他人に依存している。彼らは、彼女に、電子はス…

Miller, Haddock& Pritchard2009のイントロダクション

完成度の低さよ・・。 *** Miller, Haddock & Pritchard 1. Value Problems 認識論における「価値」の問題圏: ①知識の価値の問題:「知識は、たんなる真なる信念よりもいかに価値があるのか?」 ②信念の評価(認識的評価)の基軸をめぐる問題:知識とい…

”testimonial~”同その2

非還元的理由 *還元的理由においては、記憶的信念と証言的信念は同じ船のうえにあることをみた。どちらのケースでも、還元的理由による正当化は非還元的理由に寄生的であるからだ。 *ここからは、よい現在の非還元的理由に究極的に基づいて正当化されるの…

Schmitt ”Testimonial Justification and Transindividual Reasons” メモその1

Testimonial Justification and Transindividual Reasons F.F.Schmitt [本稿の目的] 証言ベースの知識、つまり証言に基づいて正当化された信念は、いかなるいみで社会的であるのか、を明らかにする。 証言的知識が強いいみで社会的であることじたいには論…

同その2

2.非還元主義 非還元主義は、当然「ポジティヴな理由要件」も「還元要件」も拒絶する。彼らは、ポジティヴな理由は証言的正当化の必要条件でも十分条件でもないし、証言的正当化は他の認識論的源泉には還元できないと主張する。 非還元主義者が、聞き手が…

Lackey ”It Takes Two to Tango~” メモ その1

It Takes Two to Tango: Beyond Reductionism and Non-Reductionism in the Epistemology of Testimony Jennifer Lackey 他人の語ることや書いたことから我々はいかにして成功的に正当化された信念を獲得するのだろうか。この問題は、証言の認識論の中心的問…

ch7 メモ

未完のようす。 *** 新心理学の担い手の特徴は以下の2点 ①哲学部門の教育を受けたものが多く、哲学部門のポストに就いた。 ②新しいハイブリット形態としての「哲学‐実験科学者」という役割を確立。 この動きにたいして、非実験者、自然科学的方法を使用し…

ch6 メモ

p.127~ 【新心理学の創設者たち】 Ben-David and Collins1966は、現代心理学の初期の歴史において働いた「社会的要因」を指摘している。 新心理学創設期の重要人物となったものたちは、生理学‐哲学者のプロフェッショナルを確立してきた人々であった。 新し…

ch5 メモ

*** p.101~【フッサール以前の「心理主義」】 Erdmannの1866年の著作で初めて「Psychologismus」というタームが使用される。 Die Deutsche Philosophie seit Hegels Tode Grundriss der Geschichte der Philosophie ここで「心理主義者」として非難され…

ch4 メモ

10年前。。 *** 【規範的‐反心理主義、規範的学科としての論理学、H2、H3】 〈規範的‐実践的学科としての論理学は、理論的科学に基礎をもつ〉という主張への批判 西南新カント学派(ヴィンデンヴァルト、リッケルト、クローナー) 論理学/心理学の境界を…

Kusch1995 ch3 メモ

はっくつできた。 **** 【フレーゲの反心理主義テーゼ:Grundlagen der Arithmetik 1884】 数学・論理学と心理学の区別にかんするテーゼ F1:数学と論理学とは心理学の一部分ではない。またそれらの対象と法則は、心理学的な観察および心理学的法則によ…

socializing metaphysicsのch1?が途中までメモしてあった。

Socializing Metaphysics: An Introduction(2006) F.F.Schmitt パラ(1) Socialityの形而上学:ここ10年ほどで注目度が拡大 ・社会関係、社会的実体、社会性、社会的ノルム、規約、規則、役割…などの本性とは? ・collectivitiesの本性とは?社会集団、…

「集団的信念と受容」をメモしておく。その2

3. 集団的信念の変更 ギルバートが「集団的信念」と呼ぶものは、じっさいには受容を指しているということを示すには、集団的信念の変更の場面を考えるのがよい。 信念は、典型的には、信念主体の、信じている事柄が真であることへの感覚的傾向性が壊れるこ…

「集団的信念と受容」をメモしておく。その1

Collective Belief and Acceptance Brad Wray Collective Belief and Acceptance Brad Wray Synthese Vol. 129, No. 3 (Dec., 2001), pp. 319-333 M・Gilbertは、日常的に起こる集団に対する信念の帰属について言及している。ギルバートはこの種の現象を「集…

knowledge by agreement をメモしておく。    その①

Introduction: 本書があつかう2つのコンセプトは、「認識論」と「コミュニタリアニズム」である。「認識論」についてはおなじみだろうが、「コミュニタリアニズム」というと政治哲学のひとつの立場を連想される方が多いだろう。 Communitarianは、説明のた…

knowledge by agreement をメモしておく。   ②証言をめぐるいくつかの立場

ch2: The Limits of Testimony 「証言」の領域 最小→法廷における証言 最大→「認識的相互依存」:我々はみな互いに他人の知識に依存しあっている 中間→他人の過去・現在における物言いによって獲得された知識 統一的な見解というものはないが、証言一般を法…

knowledge by agreement をメモしておく。   ③推論的か直接的か。

Ch3: Inferentialism Pro and Contra この章では、「証言に基づく我々の信念の採用は、「直接的」か「推論的」か?」という問題について検討する。 証言ベースの信念の採用は、証言者のコンピタンスと正直さにかんしての前提をもった推論が含まれているのか…

knowledge by agreement をメモしておく。   ④証言のグローバルな正当化

Ch4: The Global Justification of Testimony Reductionism ある所与のタイプの知識にたいして一般的な正当化をあたえるにはどうしたらよいか。 ⇒還元主義者の答えはシンプルだ。「ほかのより安全でより基礎的な知識形態によって正当化すればよい」。 外的世…

knowledge by agreement をメモしておく。   ⑤Hardwig見解について。

Ch5 Testimony in Communitarian Epistemology 証言をめぐる推論主義論争、還元主義論争をここまでみてきた。どちらの論争も、我々の知識の4源泉の関係についての抽象的な理論化に端を発しており、日常生活や科学における証言の役割に直接注目する発想は持っ…

knowledge by agreement をメモしておく。   ⑥M.Welbourne見解について。

Testimony and the Community of Knowledge Michael Welbourne, The Community of Knowledge[1993] Welの著作『知識の共同体』では、認識論的コミュニタリアニズムは、個々人が他人に認識論的に依存しなくてはいけないということの観察によって基付けられる…

knowledge by agreement をメモしておく。    ⑦共同知の生成

Perfprmatives and the Communitarian Epistemology of Testimony HardwigとWelbourneの分析は、証言が知識の発生的generativeソースであることを示唆している。Hardwigは知識の対象に注目していた。証拠の集積が、いかにしてチームに世界についてより多くの…

knowledge by agreement をメモしておく。    ⑧二部に入る。

Ch7 Questions about Rationality 第二部では、経験的知識一般の認識論として共同体認識論を提示したい。つまり、第一部の議論の一般化を行うことになる。 経験的知識の認識論における問いの階 チェスをしているとして、 合理性についての一階の問い 「ゲー…

knowledge by agreement をメモしておく。   ⑨基礎付け主義と整合主義

Ch8 Foundationalism and Coherentism 20世紀の英米系認識論の議論は、基礎付け主義VS整合主義を軸に展開されてきた。両者はいくつか共通の基盤を持っている。 知識の古典的見解:「正当化された真なる信念」 ⇒知識は信念種ではない、正当化は知識条件として…

knowledge by agreement をメモしておく。   ⑩直接実在論と信頼性主義

Ch9 Direct Realism and Reliabilism 直接実在論 ここではマクダウェルの立場を「直接実在論」の代表とする。この立場は、基礎付け主義と整合主義にとっての共有前提「外部世界と認識主体とのあいだの境界線は、因果的に超えられる」というものを拒否する。 …

knowledge by agreement をメモしておく。    ⑪コンセンサス主義と解釈主義

Ch10 Consensualism and Interpretationalism 直接実在論は個人にとっての集団の重要性を、信頼性主義は知識帰属のさいの帰属者の必要性を指摘している点で基礎付け主義VS整合主義の時代よりも進歩していた。次のターゲットは「コンセンサス主義」と「解釈主…

knowledge by agreement をメモしておく。    ⑫文脈主義と共同体主義

Ch11 Contextualism and Communitarianism 文脈主義 比較的最近の立場、おおざっぱにまとめれば「認識論的に重要な要素が社会的文脈に応じて変化することを許容する」立場。ここでは、「知識」と「正当化」が可変であるとするタイプのものを扱う。 弁証法的…